1947-10-23 第1回国会 衆議院 厚生委員会 第24号
○榊原(亨)委員 醫療團が國營の經營をやつておいでになりましても、なおかつかくのごとき赤字が出るという點につきましては、今の社會保險制度によるところの醫療報酬制度が、いかに實際に合わないものかという現實の證據になると私は思うのでございます。またそれがそうでないといたしまするならば、日本醫療團の國營といたしましての經營そのものに缺陷があつたと私は思うのでございます。
○榊原(亨)委員 醫療團が國營の經營をやつておいでになりましても、なおかつかくのごとき赤字が出るという點につきましては、今の社會保險制度によるところの醫療報酬制度が、いかに實際に合わないものかという現實の證據になると私は思うのでございます。またそれがそうでないといたしまするならば、日本醫療團の國營といたしましての經營そのものに缺陷があつたと私は思うのでございます。
ところが目下政府が實施しつつあります新物價體系の確立と、他面先月藥價が改定されましたので、これを根據にして何とか醫療報酬の算定をいたしたいというので、去る八月八日社會保險診療報酬算定協議會を開いていただきまして、厚生大臣からこの二點、すなわち新物價體系による物價の値上りとそれから藥品の値上り等が、社會保險の診療報酬に及ばす影響、しかしてこれをいかに算定するかということを諮問いたしたのであります。